パサイ王国物語―最古のマレー歴史文学 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
13‐16世紀、インドネシアのスマトラにあった王国の物語。竹取物語によく似た建国神話、父にうとまれる英雄の悲話、イスラム伝来の説話など、多方面から注目される古典の本邦初訳。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
野村 亨
1952年東京都生れ。青山学院大学院文学研究科史学専攻修士課程修了。現在、慶応義塾大学総合政策学部教授。専攻、マレー世界研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
朝鮮幻想小説傑作集 (新書)
出版社/著者からの内容紹介
母の死、デモ、狂った兄、兄弟の間に蠢く得体の知れない白痴と餓鬼――「幻想」の形をかりて現実への反抗をアレゴリカルに行う「沈黙の眼」をはじめ、朝鮮独自のスタイルをもつ近・現代の小説を集めた初の選集。「禽獣会議録」「飢餓と殺戮」「つばさ」「狂った鳥」「夢路と言葉路」他10篇収録。
東洋人の悲哀―周作人と日本 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
魯迅の実弟で、日本と深い関わりを持つ大作家でありながら、文化大革命のさなかに不遇のまま没した周作人を捉え直し、立体的な視点から近代中国、日本を論じた注目の考察!
韓国文学はどこから来たのか (単行本)
内容(「MARC」データベースより)
韓国文学の起源、韓国文学の普遍性と特殊性、韓国人の文化的自我について、膨大な量の外国の文学作品や文学理論を縦横無尽に駆使・引用して、さまざまな角度から論じる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
李 在銑
国文学者・評論家。1936年、韓国慶尚北道、義成に生まれる。ソウル大学校文理科大学国語国文学科及び同大学院を修了(文学博士)。嶺南大学校教授、ハーバード大学客員教授、西江大学校教授を経て西江大学校名誉教授。代表的な著書に『韓国現代小説史:1900~1945』(1978)(韓国出版文化賞著作賞)、『韓国文学主題論』(1989)(大韓民国文学賞受賞)など
丁 貴連
1960年、ソウル生まれ。筑波大学大学院文芸言語研究科博士課程修了、博士(文学)取得専攻、比較文学・日本文学・韓国文学。宇都宮大学国際学部助教授
筒井 真樹子
1957年、東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業。韓国、延世大学校韓国語学堂卒業。東京外国語大学大学院朝鮮語科修士課程修了。宇都宮大学、神奈川大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
マナス 壮年篇―キルギス英雄叙事詩 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
英雄マナスは、300万のキルギス軍を率いて、宿敵クィタイへの大遠征に発つ。中央アジア遊牧民の歴史・社会・習俗・伝承を背景に民族の戦いを豊かに謳いあげる大叙事詩。全3篇完結。
内容(「MARC」データベースより)
東西文化の交流地域の歴史と習俗を背景に、遊牧民キルギスの口承芸人によって伝えられてきた生彩に豊む国民的英雄譚。全3巻、完結。
韓国民衆版画集 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
湧き立つ恨(ハン)、踊る生!民衆の歴史と生活を描く版画運動の成果を集成。―民衆美術論、光州市民美術学校の記録を併録。
アラビア人文学 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
『コーラン』と『アラビアンナイト』だけがアラビア文学ではない。では私たちは他に何を知っているだろう。アラブ諸国の人と文化を、必要最小限理解しているだろうか。本書には世界史をリードし続けてきたイスラーム文化の多彩で高度な達成が博く展望されており、西欧文明とはまた異質のアラブ文化の根本的パラダイムが明快に描出されている。世界的権威による最も信頼できるアラビア人文学の概説書。
マハーバーラタ〈第7巻〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
ビーシュマはすべてを語る宇宙と人間、生と死を貫く一筋の道の真髄を!インド精神文化の精髄。
天の涯に生くるとも (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
本書は韓国文化の日本への紹介者として、文字通りの第一人者であった金素雲先生の自叙伝である。先生の名訳によって韓国の詩心への目を開かれた日本人の数が、どれほどの数に上ることであろう。その訳詩が生れるまでの経緯、先生を日本の詩壇に押し出すきっかけとなった北原白秋との劇的な初対面。…韓国の詩人たちの個性的な風貌、その各人各様の生活ぶり。本書は繙く第一の興味はそこにある。
民話で知る韓国 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
古くから伝えられてきた民話には、その土地に住む人々の生活や習慣が脈々と息づいている。また民話は、私たちの祖先の生活や願いが組み込まれた民族の伝統の宝庫であり、かけがえのない古典なのだ。収載されている民話28編。
内容(「MARC」データベースより)
韓国ドラマや映画の物語の背景には「民話」があった! 幼少時代を韓国南部の田舎で過ごし、現在、福島県の農村で暮らす著者が、韓国民話28編を日本の民話と対比させながら、日韓の文化の違いや共通点を考察していく。